再婚活の前に。「自分に合う相手」を見つけるための自己分析チェックリスト

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「相手に求める条件」の前に、整理しておきたいこと

再婚活を始めようとするとき、多くの人がまず考えるのは「次はどんな相手を選べばいいのか」ということかもしれません。年収、性格、子どもとの相性……条件を挙げていけばきりがなく、つい「相手選び」から考え始めたくなるものです。

ですが、その前に一度立ち止まって「自分自身」を振り返ってみることも、選択肢の一つとして意味があると言われています。オーネットの公開情報によると、離婚原因の第1位は「性格の不一致」とされています。これは相手だけの問題ではなく、自分自身が結婚生活の中で何を大事にし、何にストレスを感じやすいのかを、当時どれだけ言葉にできていたか、という点にも関わってくるのかもしれません。

この記事では、「相手に何を求めるか」を考える前段階として、「自分は何を大事にする人間なのか」「前回の結婚では何が起きていたのか」を振り返るための自己分析チェックリストを紹介します。断定的な答えを示すものではなく、あくまで考えを整理するための一つの道具として、参考にしていただければと思います。

この記事のポイント

  • 再婚活の第一歩は「相手選び」より先に「自己分析」から始める考え方もある
  • 過去の結婚生活を振り返ることは、相手を責めるためではなく自分の傾向を知るために行う
  • 離婚後の心の整理には時間がかかると言われており、焦らず段階を踏むことが大切
  • 自己分析が済んだら、次は「相手に求める条件」を整理する段階に進む

なぜ「相手探し」の前に自己分析なのか

結婚相談所のパートナーエージェントが公開している情報では、自己分析には大きく4つの段階があるとされています。①これまでの経験や感動した出来事、つらかった出来事を棚卸しして自分の強みを明確にする、②自分の性格を理解し、改善できる点を見つける、③結婚後の生活をどう送りたいか、結婚観を具体化する、④その上で相手に求める条件を整理する、という流れです。

つまり「相手に求める条件」というのは、自己分析の最終段階に位置づけられている、という考え方があります。順序を飛ばしていきなり条件から考え始めると、「本当は自分が何を求めているのか」があいまいなまま相手を選んでしまい、結果として前回と似たようなすれ違いが起きやすくなるのかもしれません。

ここで一つ大切な注意点として、パートナーエージェントの情報では「過去の交際相手や元配偶者との比較は、あくまで自分自身の改善点を見つけるためだけに使う」ことが勧められています。「あの人はこうだったから今度は違う人がいい」という比較そのものが目的化してしまうと、相手への不満探しになりやすく、自己理解にはつながりにくいと言われています。この記事のチェックリストも、あくまで自分を知るための材料として使っていただくことを前提にしています。

まずは心の状態を確認する

自己分析の内容に入る前に、一つ触れておきたいことがあります。それは「離婚後の心の回復には、人によって時間がかかる」と言われている点です。

ある調査の紹介によると、離婚後に別居を始めた直後に気分の落ち込みを感じた人は21.6%だったのに対し、半年後には14.9%まで減少したというデータがあるそうです。数字の大小はともかく、時間の経過とともに気持ちが落ち着いていく人が一定数いる、という一つの参考として見ていただければと思います。

また、離婚のような大きな喪失を経験したときの心の動きについて、死別の心理学で知られるキューブラー・ロスの5段階理論(否認・怒り・取引・抑うつ・受容)を援用して説明されることもあるようです。加えて、グリーフケアの分野では「感情を受け入れる」「信頼できる人に気持ちを話す」「思い出と向き合う」「日常を立て直す」「新しい人間関係を築く」「必要であれば専門家のサポートを受ける」といった段階が紹介されることもあります。

これらはあくまで一般的な紹介であり、すべての人に当てはまるものではありませんし、この記事は医学的・心理学的な診断や治療を目的としたものでもありません。もし気持ちの落ち込みが長く続いていたり、日常生活に支障が出ていると感じる場合は、婚活を急ぐ前に、カウンセラーなど専門家に相談することも選択肢の一つとして考えてみてください。

チェック:今の自分の状態

  • □ 前回の結婚や離婚について、感情的にならずに話せるようになってきた
  • □ 元配偶者への怒りや後悔より、これからのことを考える時間の方が増えてきた
  • □ 一人の生活・親としての生活に、ある程度の落ち着きを感じている
  • □ 「早く再婚しなければ」という焦りより、「良い相手がいれば」くらいの気持ちでいられる

これらにすぐ「はい」と答えられなくても問題はないと言われています。無理に急ぐ必要はなく、婚活を始めるタイミングそのものについては、別の記事でも詳しく整理していますので、気になる方はあわせてご覧ください。

前回の結婚生活を振り返るチェックリスト

ここからは、前回の結婚生活を振り返るための具体的な項目を紹介します。誰かを責めるためのものではなく、「自分は結婚生活の中で何を感じ、何を大事にしていたのか」を言葉にしていく作業として捉えていただければと思います。

1. すれ違いが起きた場面を思い出す

チェック項目 振り返りの視点
一番よく衝突していた話題は何だったか お金、家事分担、育児方針、義理の家族との関係など、具体的な場面を思い出してみる
その衝突のとき、自分は何を我慢していたか 「言わなかったこと」「言えなかったこと」があれば書き出してみる
相手のどんな言動に、自分は特にストレスを感じていたか 感情の動きが大きかった場面を振り返る
逆に、自分の言動が相手を疲れさせていた可能性はないか 断定はできなくても、可能性として一度考えてみる

2. 自分が結婚生活で大事にしていたことを言葉にする

  • □ 一人の時間・自分の趣味の時間はどのくらい必要だったか
  • □ 家事や育児の分担について、どんな形が理想だったか
  • □ お金の使い方について、どこまで共有・相談したかったか
  • □ 相手とのコミュニケーションの頻度・深さについて、何を求めていたか
  • □ 自分の仕事やキャリアについて、相手にどう理解してほしかったか

これらは「正解」があるものではありません。人によって大事にするポイントは異なりますし、同じ人でも時期によって変わることもあると言われています。大切なのは、良い悪いを判断することではなく、まず自分の傾向を言葉にしてみることです。

3. 自分の性格・行動パターンを見つめ直す

パートナーエージェントが紹介している「性格理解と改善点の抽出」という視点に沿って、自分自身の傾向を振り返ってみます。

  • □ 不満やストレスを感じたとき、相手にすぐ伝えるタイプか、溜め込むタイプか
  • □ 意見の違いが出たとき、話し合おうとするか、その場を避けようとするか
  • □ 忙しさや疲れが、家族への態度にどのくらい表れやすいか
  • □ 「察してほしい」と思う場面が多かったか、言葉で伝える方だったか
  • □ 相手の家族や友人との付き合い方に、どんなクセや偏りがあったか

ここで見えてきた傾向は、「直さなければいけない欠点」というより、「次の関係を築くときに、自分から意識して伝えておいた方がよさそうなこと」として捉えると、次に進みやすいかもしれません。

子どもがいる場合に振り返っておきたいこと

シンママ・シンパパとして再婚活を考える場合、子どもとの生活を軸にした振り返りも欠かせません。再婚専門相談所リスタートが公開している情報では、シングルマザーの婚活について「時間・お金のどちらに余裕があるかで、選ぶ婚活手段を考える」という視点や、「シングルマザーであることを言い訳にせず、プロフィールや写真といった自分の状況以外の要因も点検すべき」という指摘が紹介されています。

子育てと仕事の両立で忙しい中では、婚活そのものに割ける時間や気力にも限りがあります。「なぜうまくいかないのか」を考えるとき、環境的な制約と、自分自身の振る舞いや準備の両方を、分けて見てみることも一つの視点かもしれません。

チェック:子どもとの生活を踏まえた振り返り

  • □ 婚活にかけられる時間・タイミングは、今どのくらい確保できそうか
  • □ 子どもに新しいパートナーを紹介するタイミングについて、自分なりの考えはあるか
  • □ 前回の結婚で、子育てへの関わり方について相手とどんなズレがあったか
  • □ プロフィール写真や自己紹介文など、婚活そのものの準備に見直せる点はないか

養育費や親権、離婚に至った経緯といった事実については、オーネットの情報でも「偽りなく開示すべき」という助言が紹介されています。自己分析の段階でこれらの事実を自分の中で整理しておくと、後々の交際・お見合いの場面でも、落ち着いて伝えやすくなるかもしれません。

「結婚後の生活イメージ」を具体化する

自己分析の3段階目として紹介されているのが、結婚後の生活をどう送りたいかという「結婚観の具体化」です。相手の条件ではなく、あくまで自分がどんな生活を望んでいるかを考える段階になります。

  • □ 平日・休日の過ごし方について、どんなペースが理想か
  • □ 仕事は続けたいか、働き方を変えたいか
  • □ 住む場所や住まいの形(同居・近居など)について希望はあるか
  • □ 子どもとの関わり方について、パートナーにどこまで求めたいか
  • □ 将来的な家計の管理方法について、どんな形が安心できるか

ここまで自分の中で言葉にできると、次の段階である「相手に求める条件」を考えるときにも、単なる希望リストではなく、自分の生活観に沿った、より実感のある条件が見えてきやすいと言われています。

自己分析が済んだら、次にできること

ここまで紹介してきたチェックリストは、あくまで自分自身を振り返るための入口です。すべての項目に完璧に答えられなくても問題はありませんし、時間をかけて少しずつ言葉にしていくものだと考えていただいて構いません。

自己分析がある程度進んだら、次のステップとして「相手に求める条件」を整理していく段階に進みます。この点については、婚活ラボの別記事「再婚活で「相手に何を求めるか」の優先順位の決め方」で詳しく取り上げていますので、ぜひあわせて読んでみてください。自己分析で見えてきた「自分が大事にしたいこと」を土台にすると、条件の優先順位もつけやすくなると言われています。

また、一人で振り返りを進めるのが難しいと感じる場合、結婚相談所のカウンセラーなど、第三者に話を聞いてもらいながら整理していくことも一つの選択肢です。第三者の視点が入ることで、自分だけでは気づきにくい傾向が見えてくることもあると言われています。[PR]結婚相談所を活用した自己分析のサポートに関心がある方は、以下のようなサービスも参考になるかもしれません。

結婚相談所ウェルスマ

なお、心の整理が難しい、気持ちの落ち込みが長引いているといった場合は、婚活サービスの利用を急ぐ前に、心理カウンセラーなど専門家に相談することも、選択肢の一つとしてぜひ検討してみてください。この記事の内容は一般的な情報の紹介であり、個別の心理状態の診断やアドバイスを目的としたものではありません。

まとめ:自己分析は、次の関係をつくるための準備

再婚活における自己分析は、前回の結婚を否定したり、自分を責めたりするための作業ではありません。「自分は何を大事にする人間なのか」「どんな場面でストレスを感じやすいのか」を言葉にしておくことで、次のパートナーとの関係で同じすれ違いを繰り返しにくくなる、という考え方が紹介されています。

バツイチであることは、前回の結婚生活で得た気づきを次に活かせる立場でもある、という見方もあります。今回紹介したチェックリストを使いながら、焦らず自分のペースで振り返りを進めてみてください。自己分析が一段落したら、次は「相手に求める条件」を整理する段階に進んでみましょう。また、再婚活そのもので陥りやすい失敗パターンについては「バツイチ婚活で失敗しやすいパターンと対策」でも紹介していますので、あわせて参考にしてみてください。

婚活ラボでは、こうした再婚活の悩みについて、これからも実用的な情報を発信していきます。

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