結婚相談所・マッチングアプリで出会った相手が遠距離だったら|再婚活で範囲を広げるべきか
結論から言うと、遠距離の相手との再婚活は「避けるべき」ものでも「積極的に狙うべき」ものでもありません。理由は、遠距離を受け入れるかどうかで、出会える人数と生活の負担のバランスが大きく変わるからです。実際、婚活サービスの中にはオンライン完結型で全国どこの相手ともお見合いできる仕組みを持つ結婚相談所やマッチングアプリがあり、居住地の壁は年々低くなっています。この記事では、遠距離の相手が候補になったとき、範囲を広げる場合と絞る場合、それぞれの考え方を整理します。
この記事の要点
- 遠距離婚活の「正解」はなく、ライフステージごとに向き不向きがある
- 結婚相談所・婚活アプリともに広域マッチング機能を持つサービスが増えている
- 子どもがいる再婚活では、転居・転校のハードルが独身時代より高くなりやすい
- 「地方在住者がサービスをどう選ぶか」ではなく「相手が遠方にいる場合の向き合い方」がテーマ
【結論】遠距離マッチングは「選択肢の幅」を広げる手段のひとつ
婚活アプリ(マッチングアプリ)や結婚相談所の中には、都道府県をまたいだ相手とも出会える広域マッチング機能を備えたサービスがあります。オンライン完結型と呼ばれる、面談やお見合いをビデオ通話で行える結婚相談所も増えました。こうしたサービスを使えば、住んでいる地域の候補者数が少ないと感じる方でも、条件に合う相手と出会える可能性が広がります。一方で、遠距離のまま交際を続けることには、会う頻度や将来の転居といった別の負担も伴います。範囲を広げること自体は手段であり、それをどう活かすかは一人ひとりの状況次第だという前提を、まず押さえておきたいところです。
【整理】遠距離を受け入れる場合と条件を絞る場合、何が変わるか
どちらが良いという単純な話ではなく、それぞれにメリットとデメリットがあります。以下の表で、代表的な違いを整理しました。
| 視点 | 遠距離まで範囲を広げる | 近隣・同一都道府県に絞る |
|---|---|---|
| 出会える人数 | 候補者が増えやすい | 地域によっては限られる |
| 会う頻度 | 月1〜2回程度など少なくなりがち | 週末ごとなど会いやすい |
| 交通費・時間の負担 | 継続的に発生しやすい | 比較的抑えられる |
| 結婚後の生活設計 | どちらかの転居がほぼ前提になる | 生活基盤を維持しやすい |
| 子どもがいる場合 | 転校・転園の検討が必要になりやすい | 環境を変えずに再婚しやすい |
| 向いている状況の例 | 地域の候補者が少ない、転居に前向き | 親の介護や子の学校を優先したい |
出会いの数を優先するか、日々の負担の少なさを優先するか。まずはこの軸で、自分にとって譲れない条件を書き出してみると考えが整理しやすくなります。
【注意点】子どもがいる再婚活では、転居のハードルを別枠で考える
再婚活で遠距離の相手とマッチングした場合、独身時代の恋愛とは異なる論点が加わります。それが、子どもの転校・転園や、慣れた地域から離れることへの心理的な負担です。子どもの年齢や性格、通っている学校や友人関係によって、転居が与える影響の大きさは変わります。一般に、子連れ再婚では「親同士の相性」だけでなく「子どもの生活環境がどう変わるか」を並行して検討する必要があると言われています。遠距離の相手との交際が進んだ場合、どちらが転居するのか、あるいは当面は別居のまま結婚生活を組み立てるのかといった選択肢を、早い段階で相手と話し合っておくことが望ましいでしょう。
この記事で扱う視点の違い
本記事は「マッチングした相手が遠方にいる場合、どこまで範囲を広げて向き合うか」という視点を扱います。これは「地方在住の方が婚活サービスをどう選ぶか」という都市部との比較テーマとは異なる切り口です。地元での婚活サービス選びについては、また別の記事で扱う予定です。
【STEP】範囲を広げる前に整理しておきたい3つの視点
遠距離の相手が候補に挙がったとき、感情だけで判断せず、次のステップで状況を整理してみることをおすすめします。
- STEP1:自分と子どもの「動かせる条件・動かせない条件」を書き出す
仕事の転勤可否、子どもの学年やタイミング、親の介護の有無などを整理します。 - STEP2:相手に求める優先順位の中で「距離」の位置づけを確認する
価値観や経済力、人柄などと比べて、距離条件がどの程度上位に来るかを見直します。関連する考え方は再婚活で「相手に何を求めるか」の優先順位の決め方でも整理しています。 - STEP3:交際が進んだ場合の転居シミュレーションを早めに行う
「どちらが動くか」「いつまでに決めるか」を、交際の初期段階から少しずつ言葉にしておきます。
年代によっても、遠距離への向き合い方の重みは変わってきます。40代の再婚活については40代からの再婚活|同世代とのマッチング事情を整理する、50代・60代の再婚活については50代・60代からの再婚活|年齢を重ねてからのマッチングアプリ・結婚相談所の選び方もあわせて参考にしてください。
遠距離婚活を後押ししてくれるサービスという選択肢もある
遠距離での出会いに前向きな方の場合、婚活アプリの中には、居住地に関わらずさまざまな価値観の相手とマッチングしやすい設計のものもあります。
こうしたサービスを検討する際も、「距離を広げれば必ずうまくいく」というわけではない点は変わりません。あくまで候補を増やす手段のひとつとして、他の条件と合わせて検討する姿勢が大切です。
よくある質問(FAQ)
Q1. 結婚相談所とマッチングアプリ、遠距離の相手を探すならどちらが向いていますか?
A. 一概にどちらが良いとは言えません。結婚相談所(婚活サービス)は仲介者を通じたやり取りができる一方、婚活アプリは自分のペースで幅広い地域の相手を探しやすいという違いがあります。目的に応じて使い分ける、あるいは併用する人もいます。
Q2. 遠距離恋愛から結婚に至る人はどのくらいいますか?
A. ある旅行会社の調査では、遠距離恋愛を経験した人のうち結婚に至った割合は16%だったという結果が公表されています(出典は本文末尾参照)。あくまで一つの調査結果であり、状況によって差があるとみておくのが妥当です。
Q3. 子どもがいる場合、遠距離の相手との再婚活はやめたほうがいいですか?
A. 一律にやめるべきとは言えません。ただし、転校や転園といった子どもへの影響を、独身時代の恋愛よりも慎重に検討する必要はあります。子どもの年齢や意向を踏まえ、時間をかけて話し合うことが望ましいでしょう。
Q4. 遠距離のまま交際を続け、結婚後も別居婚にする選択肢はありますか?
A. あります。仕事や子どもの学校の都合で、当面は別居婚を選ぶカップルも見られます。ただし、いずれかの時点で生活拠点をどうするか、方向性をすり合わせておくことが望ましいとされています。
Q5. 地方在住なので、遠距離の相手を探すしかないのでしょうか?
A. 必ずしもそうとは限りません。この記事は「相手がたまたま遠方にいた場合にどう向き合うか」を扱っており、地方在住の方がどのサービスを選ぶべきかというテーマとは別の切り口です。ご自身の状況に応じて、両方の視点を参考にしてみてください。
出典:
・株式会社エイチ・アイ・エス/DeNAトラベル関連調査(PR TIMES/アットプレス配信)「遠距離恋愛から結婚をした人は16%」https://www.atpress.ne.jp/news/135526
・パートナーエージェント「遠距離の方とのお見合い」https://www.p-a.jp/contents/omiai/type/long_distance.html
・オーネット「遠距離の方と婚活は成功できる?」https://onet.co.jp/marriage_column/3773/
・ツヴァイ「結婚相談所を利用した遠距離婚活は成功する?」https://www.zwei.com/times/kts327
・とら婚コネクト移住「結婚相談所で遠距離婚活を成功させるには」https://iju.toracon.jp/column/86/
婚活ラボでは、こうした再婚活の悩みについて、これからも実用的な情報を発信していきます。


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