「離婚歴があるだけで、再婚活では選ばれにくいのでは……」と不安に感じていませんか。
結論から言うと、離婚歴そのものが再婚活で一律に不利になるとは言い切れません。実際にはデータの上で、バツイチであることが「経験のある大人」として評価されているケースも確認できます。
この記事では、IBJ(日本結婚相談所連盟)グループの結婚相談所データや各種調査結果をもとに、離婚歴が再婚活にどう影響しうるのかを整理していきます。断定はできない部分も多いテーマなので、「傾向」として一つの参考にしていただければと思います。
この記事の要点
- IBJグループの成婚データでは、再婚女性の約半数が初婚男性と成婚しており、婚姻歴の有無だけが決め手にはなっていません。
- 結婚相談所の会員アンケートでは、バツイチ男性を結婚相手の対象と考える女性が9割近くに達したという調査結果もあります。
- 再婚活では、婚活アプリ(マッチングアプリ)や結婚相談所など手段によって成功率に差が出る傾向が見られます。
- ただし調査ごとに対象人数や条件が異なるため、数字を鵜呑みにせず「参考値」として捉えることが大切です。
【結論】離婚歴は「マイナス評価の材料」だけではない
婚活アプリ(スマートフォンなどで異性と出会うためのマッチングサービスの総称)や結婚相談所の現場データを見る限り、離婚歴があること自体が成婚の決定的な障壁になっているとは断定できません。
IBJ結婚みらい研究所が公開した成婚白書関連データによると、IBJグループの結婚相談所ネットワークで成婚退会した再婚女性1,046名のうち、相手が初婚男性だったケースは47.2%(494名)、相手も再婚男性だったケースは47.5%(497名)でした。つまり、再婚女性のほぼ半数が「初婚の相手」と結婚に至っているということになります。
さらに、成婚までにかかった期間の中央値を見ると、初婚女性が8.2ヶ月だったのに対し、再婚女性は7.1ヶ月、再々婚以上の女性は6.6ヶ月と、むしろ短い傾向にありました(出典:IBJ結婚みらい研究所)。もちろんこれは「早ければ良い」という話ではなく、目的意識の明確さや自己分析の深さが成婚スピードに影響している可能性があると考えられます。
| 項目 | 数値 | 出典・調査対象 |
|---|---|---|
| 再婚女性の成婚相手が初婚男性だった割合 | 47.2%(494名) | IBJ結婚みらい研究所/再婚女性1,046名 |
| 再婚女性の成婚相手が再婚男性だった割合 | 47.5%(497名) | 同上 |
| 成婚までの期間(中央値・初婚女性) | 8.2ヶ月 | 同上 |
| 成婚までの期間(中央値・再婚女性) | 7.1ヶ月 | 同上 |
| バツイチ男性を結婚対象と考える女性会員(前向き回答合計) | 89.3% | 関西ブライダル/女性会員30名アンケート |
| 結婚相談所男性会員のうち離婚経験者の割合(参考値) | 約19% | IBJ(日本結婚相談所連盟)2022年時点データとして紹介された数値 |
もう一つ参考になるのが、結婚相談所会員へのアンケート結果です。関西ブライダルが自社の女性会員30名に「バツイチ男性は結婚相手の対象になるか」と尋ねたところ、「対象に入る」「どちらかと言えば対象に入る」と答えた人の合計は89.3%だったと紹介されています。サンプル数は30名と限定的なため、この数値を「世間一般の平均」として扱うことはできませんが、少なくとも「離婚歴=即マイナス」という単純な図式ではないことをうかがわせる材料の一つと言えるでしょう。
覚えておきたいポイント
・離婚歴の有無より「離婚から何を学び、次にどう活かそうとしているか」を見られる場面が多い
・年齢を重ねてからの再婚活では、初婚同士より「価値観のすり合わせ」が早く進みやすいという声もある
・数字はあくまで一部の調査結果であり、個人の状況によって当てはまり方は大きく異なる
【注意点】データを読むときに気をつけたいこと
ここまで紹介した数値は、いずれも「再婚活がうまくいく」ことを保証するものではありません。以下の点には注意が必要です。
- 調査対象が限定的:結婚相談所の会員データや、特定サービスの利用者アンケートが中心のため、婚活アプリのみを使う人や婚活をしていない人の実態とは異なる可能性があります。
- 年齢・子どもの有無で状況が変わる:同じ「バツイチ」でも、子どもと同居しているか、年齢層はどこかによって、相手からの見え方は変わってきます。
- 好意的な数値だけを見て安心しすぎない:「バツイチが有利」と単純化するのではなく、「不利とは限らない」「見られ方は状況次第」という中立的な受け止め方が現実的です。
婚活アプリ(マッチングアプリ)大学を運営する株式会社ネクストレベルが2020年に実施した20〜40代のバツイチ男女251名へのアンケートでは、再婚に前向きな人(積極的に再婚したい・縁があれば再婚したい)の合計は47.5%、婚活経験者のうち実際に再婚まで至った人の割合は32%だったと報告されています。同調査ではマッチングアプリ等を利用した人のうち成功に至った割合は24.5%とされており、手段や取り組み方によって結果に差が出る傾向もうかがえます。数値の解釈には幅がある点をふまえつつ、一つの参考情報として捉えるとよいでしょう。
【選択肢】再婚活の進め方は一つではない
再婚活の進め方には、婚活アプリ(マッチングアプリ)を使う方法、結婚相談所に登録する方法、婚活パーティーに参加する方法など複数の選択肢があります。それぞれ出会える層や進み方の速さ、費用感が異なるため、「自分の状況ではどれが合っているか」を比較検討することが大切です。
特にバツイチであることを前提に活動したい場合、プロフィールに離婚歴や子どもの有無を記載しやすいサービスを選ぶと、価値観のすり合わせがしやすくなる場合があります。婚活アプリの中には、離婚・再婚に理解のある会員が多いことを打ち出しているサービスもあります。
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結婚相談所を検討する場合は、仲人やアドバイザーが間に入る分、離婚理由や再婚への考え方をあらかじめ相手に伝えやすいという特徴もあります。婚活アプリと結婚相談所、それぞれの向き不向きを比較しながら選ぶことをおすすめします。
よくある質問(FAQ)
Q1. 離婚歴があると、婚活アプリのプロフィールで不利になりますか?
A. 一律に不利になるとは言い切れません。IBJグループのデータでは再婚女性の約半数が初婚男性と成婚しており、婚姻歴だけで判断されているわけではないことがうかがえます。ただしプロフィールの書き方や伝え方によって印象は変わるため、離婚理由をどう伝えるかは工夫のしどころです。
Q2. 女性はバツイチ男性をどう見ていることが多いですか?
A. 関西ブライダルの女性会員30名への調査では、バツイチ男性を結婚相手の対象と考える人(前向き回答の合計)が89.3%だったと紹介されています。ただしサンプル数が限られるため、この数値がそのまま社会全体の傾向とは言えず、あくまで一つの参考情報として捉えるのが適切です。
Q3. 婚活アプリと結婚相談所、再婚活にはどちらが向いていますか?
A. 一概にどちらが優れているとは言えません。婚活アプリは自分のペースで幅広い相手と出会いやすく、結婚相談所はアドバイザーのサポートを受けながら条件のすり合わせを進めやすいという違いがあります。子どもの有無や希望条件に応じて選ぶとよいでしょう。
Q4. 子どもがいる場合、再婚活は難しくなりますか?
A. IBJのデータでは、初婚男性と成婚した再婚女性のうち25.5%に子どもがいたと報告されており、子どもの有無だけで成婚が難しくなるとは断定できません。子どもとの関係や生活状況をどう共有していくかが、進め方のポイントになります。
Q5. 「バツイチは有利」と考えてよいのでしょうか?
A. 「有利」とまで言い切るのは慎重であるべきです。この記事で紹介したのは「不利とは限らない」ことを示すデータであり、個人の状況や相手の価値観によって受け止められ方は異なります。あくまで選択肢の一つとして、自分に合った進め方を探ることが大切です。
まとめ:数字は「安心材料」であり「保証」ではない
離婚歴があること自体が、再婚活において一方的に不利になるとは言い切れません。IBJグループの成婚データや各種アンケートは、それを裏付ける材料の一つになり得ます。
一方で、ここで紹介した数値はいずれも特定の調査条件のもとで得られたものであり、すべての人に当てはまる保証ではありません。婚活アプリ(マッチングアプリ)や結婚相談所など、自分に合った手段を比較しながら、無理のないペースで進めていくことが大切です。
婚活ラボでは、こうした再婚活の悩みについて、これからも実用的な情報を発信していきます。


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